es登場で旧型ユーザーにも恩恵が?

昨日発表になったW-ZERO3[es]
ふだん、WS003SHでフツーに通話している身としては「これで通話にも違和感がなくなった……」などと言われるとグサッときたりもするのだが。
それはそうと、テンキーがあればやはり便利だろうし、03の良い部分の多くが受け継がれているので、消費者にとって魅力的なのは間違いない。
だが、“売る側”としてはどうなのだろうかとちょっと心配になったり。
だって、ZERO3(WS004SH)を買おうかなと思っていた人もこっち買うでしょ、きっと。無線LANと液晶画面の大きさのために1万余計に出すかと言われると微妙だものなあ。ま、そんな目先のカネ勘定よりも、新規の客を獲得することに重きを置いたということなのだろう。それはそれで素晴らしいことだ。
わたしの場合は、いま機種変しても(6カ月以上10カ月未満で)39,800円なので、多分すぐには買わないだろう。それよりも旧製品へのサポートがどうなるのかが気になるところだ。
そんなところに、こんな情報が。。。

http://mnishi.cocolog-nifty.com/mnishi/2006/07/wzero3_es__f28c.html

[es]では、003・004で問題となっていた部分が、ソフトウエアで改良されています。
最大の改良は、通信中の着信が可能となっていることです。また、ATOKの搭載も、操作性向上には一役買っています。

これらはソフト的な改修であるため、旧機種でも使えそうな印象を受けます。
ウィルコム担当者にその旨をたずねてみると、以下のようなコメントが返ってきました。
「シャープ側と、なんとかできないか交渉中」

特にATOKについては前向きであるようで、可能性はかなり高い、と見ていいでしょう。

これは楽しみだ。期待して待つことにしよう。

唯々お疲れさん=中田引退

3度目W杯最後に…ヒデ現役引退(Sponichi Annex)

残念だが、「もっと頑張れ」と言うのも酷だろう。プレーからキレが失われるなか、能天気な期待だけを背負わされる苦労は並大抵ではなかったはずだ。そんな期待に彼は彼なりにしっかりこたえてきたと思う。

真相はきっと、いつかだれかが書いてくれるだろう。金子達人が。馳星周が。
そんな“だれか”の1人である増島みどりのコラム
「止まないカーテンコールを、もう一度」(masujimastadium.com)
日本のサッカー界のことなんぞ忘れて、好きなことを思いっきり楽しめばいい。

今は唯々「お疲れさん」と言いたい。

己を貫くのは大切だ


BRA 0-1 FRA
ENG 0-0(PK 1-3) POR

いやあ、それにしても泥臭い試合だった。
カードから想像していた“華麗さ”とか“スペクタクル”といったものとは無縁の試合運び。それはそれで楽しめたのだが。
フランスはあらためてフィジカルの強さを思い知らされた。考えてみれば、ヴィエラマケレレが中盤にいて、テュラムとガラスが最終ラインにいるのだから、肉弾戦に弱いはずがない。
フランスというとどうしても“シャンパン・サッカー”というイメージがあるが、今大会のチームは“潰しにいく”試合ができる。スペイン戦もそうだった。「勝つにはこれしかない」という戦術を正確に実行した結果、つかんだ勝利だと言える。
一方のブラジルは相手を意識しすぎたか。フランスに対抗するために中盤を厚くしたかったのだろうが、ロナウジージョを2ndストライカー的に配置する“実質ワントップ”は機能せず、前線と中盤が分断されてしまった。らしくない。素直に自分たちの強みを出せばいいものを。。。受けに回ってしまった時点で、勝負はついていたのかもしれない。

らしくないという意味ではポルトガルも同じだった。中盤で変化が出せず、結局はクリスティアーノ・ロナウドに頼り切った攻撃だった。イングランドのコンディションがまともなら、勝つのは難しかったかもしれない。だが、このチームにはポルトガルらしからぬ粘りがある。

デコが戻ってくる次戦に期待したいが、大会屈指の攻撃的チームを連破したフランスの自信はちょっとやそっとでは揺るぎそうもない。

ゲルマン魂>宝の持ち腐れ

GER 1-1 (PK4-2) ARG
それにしても残念な敗戦だ。>アルゼンチン
ドローを見ればここが勝負どころであることは明らかなのに、メッシ、サビオラを使わず、なおかつリケルメクレスポを引っ込めるというペケルマンの采配には心底がっかりさせられた。
GKの負傷というアクシデントはあったが、言い訳にはならないだろう。その時点ではまだ交代枠はちゃんと3つ残っていたのだから。
本当の理由は知る由もないが、たかだか1-0で守りに入ってしまうような弱気なチームにサッカーの女神が微笑むはずがない。
今大会のアルゼンチンは、最も“もったいないチーム”として名を残すんじゃないだろうか。

このままジーコを追い出していいのか?

http://www.yomiuri.co.jp/wcup2006/news/20060628i512.htm
寂しさだけが残る終わり方だ。
確かに残念な結果に終わった。采配に問題があったのも事実だろう。だが、たとえ勘違いでも、日本人プレイヤーの能力をあそこまで信じてくれたスーパースターが世界に何人いるというのだろう。
彼を石もて追うがごとく帰国させてしまうことは、日本サッカーの貴重なファンを失うことになりはしないだろうか。

いよいよ来たか、グーグルの「GBuy」

グーグルが、いよいよオンライン決済サービスに本格的に乗り出すらしい。
テクノロジー : 日経電子版
確かにこれは、オンラインショッピング業界に何らかの地殻変動をもたらすだろう。為替などの諸問題をクリアして円建ての決済をサポートすれば日本でも受け入れられるだろうし、B2C(企業対消費者)だけじゃなく、C2C(消費者間)の金の流れにも変化が生じる可能性もある。

新しいサービスの仕組みは、最初にグーグルで「靴」「ベビーカー」などの品物を検索すると、Gバイでの支払いが利用できる広告主を示すアイコン付きのテキスト広告が表示される。通常、購入者が広告をクリックすると、その販売業者のウェブサイトに直接リンクされる。新システムでも業者のサイトにリンクされるが、Gバイでの決済を選択した場合、グーグルと統合された別の精算手続きを経ることになる。こうした詳細はグーグルがGバイを正式発表する前に変更される可能性もある。

こんなことが出来ちゃうわけだから、そりゃ強いよなあ。これまで、なぜ日本でPaypalが普及しないのか不思議だったが、Googleブランドの安心感とも相まって皆こぞって飛びつくかもしれない。

いずれ、カミサンから小遣いをGBuy経由でもらったりする時代が来たりして(話が小さくて面目ない……)。

オシムジャパンに期待すること

オシムジャパン 今月中にも誕生(Sponichi Annex)

日本代表の初戦・オーストラリア戦の後、次期監督として真っ先に顔が浮かんだのがオシムだった。走れないチームを蘇生させるには、確かに彼が適任かもしれない。また、世界における日本の力も冷静に見極めてくれるだろう。

若い選手をどんどん発掘して、新風を吹き込んでもらいたいものだ。かつてのトゥルシエのように、オリンピック代表やユース代表の監督を兼任させられればベストだと思うが。

それでもって、さらに期待するのはTDまたはアシスタントコーチとしてのピクシー招聘。アディダスとの巨額契約も結んだことだし、金余ってるでしょ?>サッカー協会

ついでに、オシムには、人間味あふれる記者会見を通じて、一向にレベルの上がらない日本のマスコミ連中をもやさしく鍛えてもらうとしよう。

最近のスポーツ・ノンフィクションにはがっかりさせられることが多いが、このオシム本はなかなか面白かった。